こんな人へ
・これから男性育休を取る予定の人
・1ヶ月も休んで何をすればいいのか不安な人
・育休=休みだと思っている人
・復帰後も育児にちゃんと関わりたいと思っている人
この記事では
・男性育休1ヶ月のリアルな過ごし方
・育休中に“できること”と“できないこと”
・復帰後にわかった「当事者としての感覚」
を、きれいごと抜きで書きます。

こんにちは、Kです。先日、1ヶ月の男性育休を取りました。
はじめに
正直に言うと、育休を取る前は少しワクワクしていました。
社会人になってから、1ヶ月まるごと仕事から離れるのは初めてだったからです。
ジムにも行けるかもしれない。
平日昼間の温泉も悪くない。
読書も進むかもしれない。
業務の引き継ぎも想像以上にスムーズでした。
出向中の身分でしたが、事前にかなり業務調整されていて、直前の負荷はそこまで重くありませんでした。
「意外と余裕ある1ヶ月になるのでは?」
そう思っていました。
でも、その想像はすぐに崩れます。
予定日どおりに始まった4日間
出産はほぼ予定日どおりでした。
生まれてから4泊は入院。
僕は毎日面会に通いました。
産院が家から近かったのは、本当に大きかったです。
移動ストレスがないだけで、体力の消耗が全然違う。
この4日間でやったことは、家の片付けと生活動線の再設計でした。
ベビースペースの最終調整。
洗濯機フル稼働。
足りないものの確認。
この時点で、
「育休=休み」という感覚は少しずつ崩れ始めていました。
退院日、いきなり現実
家に来てわりとすぐ、服にウンチをつけられました。
これが最初の学びです。
安いTシャツを大量に用意しておくこと。
気軽に洗えて、最悪捨てられる服は正義。
育児は、きれいなCMの世界ではありません。
「これは、想像してた1ヶ月と違うな」と、この時すでに思っていました。
最初の仕事は“買い出し担当”
妻も子も、しばらくは外出できません。
つまり、家の外の役割はすべて自分になります。
買い出し。
日用品補充。
足りない育児グッズの追加。
男性育休1ヶ月の過ごし方は、想像よりも“生活の再設計”でした。
冷蔵庫の在庫管理を本気で考えたのは、このときが初めてだったかもしれません。
3時間おきに起きる夜
だいたい3時間おきに起きます。
2〜3回は確実に。
僕は2/3ほど担当していました。
夜中に起きてミルクやオムツ。
朝方に妻と交代し、そこから少しだけ寝る。
まとまった睡眠はほとんどありません。
「ジムも行けるかも」と思っていた自分は、完全に消えていました。
心配性な自分と、SIDSへの不安
正直に言うと、寝ている間に何かあったらどうしようと怖くなりました。
いわゆる乳幼児突然死症候群(SIDS)という言葉が頭をよぎり、
発生率は高くないとわかっていても、理屈では割り切れませんでした。
何度も胸の上下を確認してしまう。
静かな夜ほど、不安は大きくなります。
だから、割と早い段階で見守りセンサーを買いました。
僕が選んだのはこれです。
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正直に言うと、これに何度も救われた、というわけではありません。
夜中にアラームが鳴ったことも、ほとんどありませんでした。
おむつに装着するタイプで、着脱は簡単ですが、
おむつ交換のたびに付け替えるのは少し手間でした。
価格もそれなりにします。
それでも、僕には必要でした。
「これだけの値段がするものを使っている」という事実が、
隣で寝ている自分の睡眠の質を少しだけ上げてくれた。
それはセンサーというより、
“安心”を買った感覚でした。
一度買えば、2人目が生まれたときにも使える。
そう考えると、自分の中では納得できる選択でした。
それでも、週に2〜3回は息抜きできた
とはいえ、週に2〜3回はジムや温泉に行けました。
これは完全に妻のおかげです。
本当に感謝しています。
ただし、まとまって何かをする時間は意外と取れません。
育休中に
・資格勉強を進める
・副業を本格稼働させる
・自己投資を一気に伸ばす
といった“過度な期待”はしないほうがいいです。
思っているほど自由時間はありません。
本当に一瞬で終わった1ヶ月
振り返ると、あっという間でした。
目もまだ見えていません。
こんなに頑張っても、僕の存在はまだ“背景”です。

正直、それが少しだけ寂しかった。
でも。
父親になるための時間でした。
おむつ交換。
ミルク作り。
寝かしつけ。
基礎は、体が覚えるレベルになりました。
仕事復帰後にわかったこと
復帰して気づきました。
僕は“手伝う側”ではありませんでした。
当事者でした。
夜も起きられる。
段取りもわかる。
妻の大変さも想像ではなく、経験として理解している。
1ヶ月は短い。
でも、父親としての初速をつけるには十分すぎる時間でした。
男性育休は「休み」ではなく、「役割の再設計期間」だったと思っています。
これから男性育休を取る人へ
暇ではありません。
休暇でもありません。
でも、かけがえのない時間になります。
過度な期待はしないこと。
でも、恐れすぎなくていい。
少なくとも僕にとっては、
人生の優先順位が少し変わる1ヶ月でした。
男性育休を取ると決めた理由や、職場のリアルな反応については、こちらにまとめています。
男性育休は甘えなのか?1ヶ月取得して見えた会社の本音と現実 | 院卒エンジニアKの日常
育休を通して「働き方」についても考えるようになりました。



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